フィンランド part4  静岡の家づくり

2017 年 11 月 20 日 月曜日 投稿者:Tsubasa

ヘルシンキ市には、昔の建物を含めた町並みを

保存している箇所がいくつかあります。

アイキャッチ画像にある建物は、

昔の労働階級の方々の住んでいた住宅で、

ヘルシンキ市では、

景観を変えないよう、外壁材などは変えずに

リフォームを行なって、次の方に貸し出しています。

壁紙の張り替えなどの軽微なリフォームではなく、

床材や断熱材もはがして状況を確認し、

断熱材なども入れ替えていきます。

構造としては、ログハウスのようになっており、

壁も湿気が通り抜ける構造になっていることと、

外壁が変えられない関係で、内側に透湿ボードを貼って

湿気を逃しています。(今だったら、湿気を逃がす為に外壁との間に通気層を取るのですが)

換気も、第三種換気を使っています。

第一種換気の場合、構造上、匂いが上がってきてしまう恐れがあるとのこと。

グラスウールなどを使った工法もそうですが、

湿気は住宅にとってかなりダメージとなることが

多いので、改修にも大規模な修繕が必要となるとのことです。

 

投稿者:Tsubasa

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