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ボーリング調査(地質調査)  (N邸現場)

N邸 ボーリング調査状況

地盤調査 (近隣データーだけに頼らず現地調査を必ず実施)

N邸現場のボーリング調査を行なっているところです。『ボーリング調査』とは、あらゆる地層の掘削が可能で各種試験を併用することにより地盤の強度や、地盤の地質構成を調査することが出来ます。N邸現場付近の地質データーは入手していましたが、そのデーターだけに頼らず、必ず現地調査を行なうこととしています。万が一の大きな地震等の揺れにも耐えうる丈夫な鉄骨3階建てを建てるためには、先ずは現状の地質(地盤の強さ)を知り、さらにその地盤への改良工事等が重要なポイントとなります。今回は私 寺田雄一がサンプリングされた地盤(地質)を直接確認いたしました。

ボーリング(地質調査) 掘削・先端部(ビット)

現状地盤面から深さ3mまでには軟弱な地盤も見受けられましたが、深さ3mからは支持地盤としての地耐力を充分発揮してくれる地層があることがこの調査でわかりました。詳しく精密な調査書は、追って作成されて来ます。この調査書を基にして、構造設計担当者が、基礎設計を行なうこととなります。

支持地盤面(サンプリング)状況 支持地盤・地質状況

サンプリング(カプセル) 支持地盤部分(サンプリング状況)

冷たい小雨が降る中での調査作業となりましたが、調査結果を野帳に記録する職人さんの熱い眼差しがなんとも印象的でありました・・・・。 お問い合わせをする 寺田工務店のホームページを見る

2006年06月15日 16:52| コメント (2) | トラックバック (0)

この記事へのコメント

こんばんは。

近隣データをうのみにせず、手間をかけても現地での測定にこだわる!
こんなところにも寺田工務店の誠実な仕事ぶりがうかがえますね。
家が建つのは、近隣ではなく、ここ現場なのですから、これは欠かすことのできない調査ともいえますね。
自分の家の土台がどのような地層なのか、それを把握し、さらにその地層にみあった対策を施して造られた家ならば、大地動乱の時代においても、安心して暮らせますね。

Nさんのお宅、これからどんな姿をあらわすのでしょう。
人様のお宅とはいえ、楽しみです。

(株)寺田工務店の寺田雄一です。

まこべえさんへ コメント頂きまして誠に有難うございます。

なんと言っても物事 基礎が(地盤を含めて)大切!丈夫な家を造るためには、この地質調査はとても大切な調査なんです。

・・・余談ではありますが、普段は私(寺田雄一)は現場写真をいつも撮る側なので、画像の中には現れないのですが、三脚撮影で久々に登場してみました。

現場用のグリーンの長靴が気に入っています。
『さあっ!・・・梅雨時だろうと 雨にも負けずに頑張るぞ~!』

これからも 工務店ブログ応援宜しくお願いいたします。