U邸の気密測定 高気密を目(数値)で確認する大切さ

2010 年 4 月 7 日 水曜日 投稿者:terada

本日は午後からU邸の気密測定でした。SW工法の高気密高断熱の気密を測定する検査です。

・高断熱住宅は「高気密」でなければ、本来の性能を発揮しないのです。
 しかし、建物が本当に「高気密住宅なのか?」を検査するのが【気密測定】なのです。

気密測定用の大きなファン(送風機)で建物内の空気を外に出します。
大きな隙間が空いていると、ファンで外に出したのと同じ分だけの空気が室内に流れ込んでしまいますから、室内の気圧に大きな変化はありません。
小さな隙間しか空いていない場合は、外に出した空気と同じ分だけ空気が入れないため室内側の気圧が低くなります。
この関係を利用して、「外に出した空気の量」「室内と外気との気圧差」を測ることで「隙間の面積」を計算することが出来ます。(『ベルヌーイの定理』※という理論式を使って測定しています。)

窓に計測機器を取付して測定開始…….基礎や土台、パネル、サッシの取付に至るまで丁寧に作業した結果が数字となって表れるという緊張の時間です。

結果は……………………….今週の構造見学会で発表したいと思います。(良い結果がでました。)

投稿者 仕事第一

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